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尻尾から字が書けるなんて最高だね!

先日、渋谷にて北京蝶々の『あなたの部品 リトライ』を観劇。


近未来の義肢装具に関するストーリと演出も演劇的要素に拘っていて面白いと思った。

義肢義足が発達しているのは戦争をする国であり、自衛官の義肢義足は、自衛官の手足を奪った国の製品だったという皮肉さも描きたかったのだろうけど、その皮肉を描いてしまった故に作品の根底にあるモノが若干ブレたような感じもした。

人が人に義肢義足を売ってお金儲けするために、人が人の手足を戦争で奪ってしまうみたいな?もし、そこを根本原理に置き据えるのなら、本はもっと凄い本になったと思う。でも十分凄かったけど。
義肢装具師は手足の他に全身も顔面も整形もする。それ故に整形するための部品の一部として、他のパーツも作っていた。その中に女性の性器もあった。性転換するためのものだろう。

最初は義肢装具師の付き合っている彼女の性器から模った的なニュアンスだったけど、実は義肢装具師自身が性転換手術を受けた元々女性な男性であり、作られた女性性器パーツは性転換する前の自分の性器を模ったモノだったのかも。

もし、そうだったとしたら、至極、切なさを感じる。

あなたの部品リトライ。あなたとは性転換する前の自分だったのかもしれない。わからないけど。

出演している役者も皆、達者だった。時折挟まれる演出の意図というのが見えすぎて、途中から芝居を観ているというより演出をまざまざと観ているような感がした。まるで役者達が作品の部品に見えちゃった。

全体的にレベルが高く、ここ最近観た芝居の中では群を抜いてよかった。





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