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旅人たち。



十日間ほど、九州へ無計画に一人旅にでておりました。
今は福岡から東京へ向かうシャトルバスの中です。
もう広島あたりかな?まだ山口かな?横浜には昼前に到着するみたいです。

誰にも気を使わず、気の向くままに行きたい処へ行き、見たいものを見て、触れたいものに触れ、食べたいものを食べ、有意義に過ごしました。然し、日付も変わり今日から9月、生活もあるし、何よりも次の作品作りに向けて、毎日を精一杯に、素直に生きてゆきたい思います。


八月三一日付でメンバーの金重陽平・相原奈保子の2人がTOKYOハンバーグを退団しました。其々の心境というか、ご挨拶はTOKYOハンバーグHPの方にも間もなく記載されますのでご覧ください。

俺としては、2人が去ってゆくことに対して、切ないのは当たり前で、ぬぐいきれない気持ちもありますが、6人のTOKYOハンバーグに戻る事がなくとも、金重陽平と相原奈保子がいたという存在が俺を支えてくれ、時が過ぎるということ、今日と昨日は大きく違うということを知り、意味深く人生は進んでゆくわけで。

九州は福岡、佐賀、長崎、熊本、宮崎、大分と回りました。ローカル列車、ローカルバス、シャトルバスでの旅は、その地域の歴史、文化、特徴、方言、空気、風景、人、すべてが気になり、旅に出て良かったと思います。

旅の途中、TOKYOハンバーグを創ってからの6年間を、いつの間にか振り返っていました。多くの俳優、スタッフと関わり、時には衝突も喧嘩も、時には朝まで酒を飲み語り、時にはいっしょに涙を流し、そして沢山の方々にTOKYOハンバーグの芝居を観て頂き、自分は本当に色々な方々の支えで今日までこれたんだと、五臓六腑に沁みわたる何かを感じました。

俺自身の6年間、手でおおいたくなるような隙間を思い出す旅でもあり、出会いと別れが、うしろめたさを加速させます。

劣等感を活力源に変換させ、然しながら、無関心になってゆく事柄もあり、演劇だけを続けられれば幸せだという気持ちは今は皆無です。然しながら、演劇を続けてゆきたい。人には生活という現実があるわけで、沢山の俳優たちが現実に負け、舞台を降り、次の人生へと足を運ぶのです。俺自身、何度も何度も、もうダメだという心境になりました。でも、『もうダメだが出発だ』という死んだ師匠に教えて頂いた言葉を、その度に思い出し、今もなんとか続けております。

情熱と熱情に突き動かされた6年前、今は情熱と熱情を言動にするより静かに心の奥で燃やし続け、行動という過程を大切にして、結果という事実をしっかりと受け入れ、自分の人生の始まりを思い出し、人生の終わりを想像して、自分が何故、今、演出と劇作という仕事に辿りついたのか、その訳を探しています。

今までのTOKYOハンバーグを心から応援して下さった皆様には本当に申し訳ないです。でも、一つ言えることは、TOKYOハンバーグは今まで以上に良い作品を発表してゆきます。あと、もう一つ言わせてもらえるなら、ハンバーグを去ってゆく2人を、これからも今までと変わらず、いや、それ以上に応援してあげてください。


TOKYOハンバーグ 主宰 大西弘記






金重と相原へ

九州へ旅に出て思ったんだけどさ、旅ってのは帰る場所があるからするんだよな。鹿児島の錦江湾に浮かぶ桜島を眺めながら、そう思ったよ。だから俺は東京に帰ってきて、正村、土屋、石原とこれからもTOKYOハンバーグを今まで以上に盛り上げてゆくよ。もし、2人の退団という選択が表現者としての旅だとして、帰る場所がTOKYOハンバーグだと思ったなら、その時はいつでも戻ってこい。

TOKYOハンバーグ公式サイト<div class=
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