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人が人でいられる奇跡。


ブログ、まったく更新出来ていなくてすみません。
それほど、毎日が充実しているんだと思います。

あの日から5年が歳月が経ちました。
5年目の3月11日、自分達は稽古場で『愛、あるいは哀、それは相。』の稽古でした。
再々演なので沢山の方が、この作品を観て頂いていると思います。

俺には星になった師匠がいます。
今から17年前、俺はその師匠と出会い、演劇を通して人として色んなことを学ばせて頂きました。
今、俺がこうして存在しているのは師匠の存在あってだと思います。
当時20歳だった俺には師匠の仰ることが難しくて理解するのに苦労しました。
今だからこそ、こういうことを言っていたのかな?っと思う事が多々ありますが、もうその答えを聞くことは出来いません。
ただただ、想像するしかないのです。

師匠はこんなことも仰っていました。『演劇は世直し』だと。

俺はそれを疑った時期もありました。
けれど、今はそれを信念に演劇と向き合っているところがあります。
いや、俺らが『愛、あるいは哀、それは相。』を何度上演しようと世の中の流れを変えることは不可能に等しいのかもしれません。
けれど、俺がこの世の中、この時代の流れに変えられない様に生きてゆくことは出来るのかもしれません。

歳を重ねれば世間が五月蠅いくなってきます。
同級生の友たちが結婚して子供を授かり、出世してマイホームを持って、そんなたくましい姿を見ると自分は何をやっているのだろうか?いつまで夢見る夢男でいるのだろうか?っと不意に孤独と取り返しのつかない生き方を恨めしく思うこともあります。

でも、俺は人が人でいられる奇跡を信じています。
心に痛みや苦しみ、そして哀しみを抱えた人たちの聞こえない声や叫びが、そうでない人々に聞こえてくる、感じる、そういう普遍的な一面が誰にでもあると。

そういう心がもっともっと豊かになってゆけば、人は争うことのくだらなさ、不毛感に気付いてゆくと。
そしたら、この地球という星のどこかで今も繰り返される戦争さえ忘却の彼方になると。

少し大袈裟になってしまいました。
俺を馬鹿だと思う人も、もしかしたら、もうTOKYOハンバーグの芝居なんか観たくないって思う人もいるかもしれません。
でも、そう思われたとしても、一度だけで良いので俺を、俺の仲間たちを信じてほしいんです。
観てほしいんです。俺らが正しいか間違っているかなんて俺らでは答えは出せません。
それを観た時に、観た人が答えを探すんだと思います。

今回、色んな想いが募った公演です。
一度観て頂いた皆様も、きっと改めて、いや、もしかしたら新しい何かを感じて、考えて、触れて、持ち帰って頂けると思います。
お時間ありましたら、是非、観に来て下さい。

初日は前売りが完売寸前ですが、他の日はまだまだお席あります!
そしてこれまでにご予約下さった皆様、本当にありがとうございます。
今回は全指定席ですのでお早めにどうぞ!
よろしくお願い致します。


TOKYOハンバーグProduce Vol,19
10th Anniversary


愛、あるいは哀、それは相。(再演)

作・演出/大西弘記
会場/下北沢「劇」小劇場
公期間/2016年3月30日~4月10日




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生まれて初めての転校生になった次女は、もうすぐ17歳。
こっちに来た頃は毎日泣いていたけれど、最近はあまり泣かなくなった。

この街でも保母さんになった長女は、死んだ主人にそっくりで、
子供たちの話をする時は、まるで主人と同じような笑顔を見せてくれる。

母親の私はというと、親戚が経営する喫茶店で働かせてもらい、
朝早くからコーヒーの豆を挽いては、ここに辿り着いた理由を探す。

この街で暮らす人たちの優しさや思いやりが時々、本当に時々、胸を痛くして
どうしたらいいのか、どう生きてゆけばいいのか、わからなくなる時がある。
何が本当で、何が嘘だなんて、誰が教えてくれるの?
私たちが知っていること、それはあの日を生き残ったということ。

ふるさとを離れて、もうすぐ5カ月。
この街では初雪が舞い散り、それを眺めては帰りたくなる。
私たちが生まれ育った街、南相馬へ。


2016年 桜の頃 TOKYOハンバーグがふたたび織り成す
3月11日から1年の歳月が流れた喫茶ホットラインの珈琲物語。


TOKYOハンバーグ公式HP


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■出演者■※今回一部ダブルキャストになります。ホームページにてご確認下さい。

西山水木(プリエール)
光藤依里(TOKYOハンバーグ)
岩田陽葵(ミライプロダクション)
宇鉄菊三(tsumazukinoishi)
内谷正文(FrankAgeCompany)
小林英樹
鷹野梨恵子(無名塾)
石本径代(ECHOES)
大内彩加(officePORT)
大石知恵
青山結実花(ミライ・アクターズ・プロモーション)
永田涼香
脇野祐樹
横山将士
中込俊太郎(ULPS)
高畑加寿子(劇団娯楽天国)
藤原啓児(StudioLife)


■チケット料金 ※全指定席
◆前売/4000円 当日/4200円 
◆ハンバーグ割引(3月30日19:00、31日14:00/19:00、4月1日19:00の4公演)
前売/3500円・当日/3800円 
◆学生割/2500円(高校生以下)※要証明書

■劇場
下北沢「劇」小劇場(小田急線下北沢駅南口徒歩5分)
東京都世田谷区北沢2-6-6
TEL 03-3466-0020

■スタッフ
音源/清見雄高/舞台監督・舞台美術/大河原敦/照明/吉嗣敬介/音響/香田泉(零´sRecord)/方言指導/阿部佳代子/宣伝美術/齋藤正和・りえぞう/宣伝PV/齋藤正和/宣伝写真・舞台写真/ありせさくら/WEB宣伝/西谷竜太/制作/J-Stage Navi(島田敦子・早川あゆ)/カンパニースタッフ/石原友武・相原奈保子/企画・製作/TOKYOハンバーグ

■協力
下北沢「劇」小劇場/H&Bシアター/龍前正夫舞台照明研究所/プリエール/ミライプロダクション/tsumazuki no ishi/Frank Age Company/無名塾/ECHOES/officePORT/ミライ・アクターズ・プロモーション/ULPS/劇団娯楽天国/Studio Life/オフィスKR/かわさきFM/デモクラTV/宿 行政事務所/喫茶ホットライン
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