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辛酸佳境


稽古場という空間、稽古という時間。


ただ芝居の練習をするだけの時間を稽古と片付けてしまうのでは非常に勿体無いような気がする。が、過去のTOKYOハンバーグ公演での稽古を振り返ってみると、どうだったろうか?

今日は稽古後、家に帰ってからずっとそんな事ばかりを考えている。

自分の出ないシーンでも自分に関係があるし、稽古場や楽屋での在り方は舞台に露出する。自分以外の人がいるという事を稽古場でも楽屋でも、本番中でも忘れてはいけない。日常ではデフォルトだ。

稽古は稽古を意識するのではなく本番を意識しなければいけない。何故ならば、本番を観に来てくれる人がいるからだ。それは上手いとか下手とかそういう問題ではない。

意識の問題だ。

役者が上手いとか、戯曲が素晴らしいとか、演出が芸術的とか、それらは確かに関心する。だけど感心はしない。心に迫ったりはしない。

じゃあ、何が心に迫るのか。

それを追求探求するのが稽古場だ。丁寧に重ねてゆくことが大切だ。怠惰なものは表現に出てしまう。逆に丁寧なことも表現に出る。さっきも言ったように、自分の出ていないシーンの時の自分、稽古場や楽屋での自分が、自分の芝居に出てくる。それが演劇の恐いところでもあり、面白いところでもある。

それは良い子ちゃんとか、優等生とか、そんな意味じゃない。
そんな事を言い出したら、俺なんて・・・

ちょっとした事が、ちょっとやそっとじゃない事に変化してゆく。難しい事が楽しい事に変化してゆく。活かされている事が生きている事に変化してゆく。変化が生じる瞬間を生み出すのが稽古だ。

劇場入りまで、あと9日。

まさに両座組とも辛酸佳境に入った。
俳優たちの表情も煩悩の数だけある。


稽古の話よりも、最近、まったく女の子にモテなくなってしまった。それはガールズハンターだった俺にとって悲観的になる原因で、客観的に考えると、そんな事で感傷に浸る俺は、まだまだ余裕ありだという主観に溺れてしまう。







キャスト紹介

DSC (11)
小泉里於


TOKYOハンバーグ3回目の出演になる有望な若手だ。普段は牛乳配達をしながらバーテンダーもやっている。サルサ?だったかな、ダンスもやっている。バンド活動もやっていて、ベースを弾くらしい。カラオケに行ったら、ねちっこい歌い方を披露していた。今時の若人だ。然し、TOKYOハンバーグの稽古場にも段々慣れてきたせいか、稽古に遅刻してくる。遅刻寸前で稽古場にやってくる。忙しない日常の中で疲労困憊なのかもしれないが、そういうスタンスが芝居に出始めた。若いから叱ると拗ねる。褒めると勘違いする。だから、ちゃんと向き合って彼とコミュニケーションを取ろうとする。すると、可愛らしい笑顔で嬉しそうに返事をする。彼には表現の才能がある。然し、それを生かすも殺すも己のスタンスだということを認識してほしい。まだ21,2歳だったかな?俺のその頃とは雲泥の差なんだから、勿体無い。でも、俺のその頃の方がイケメンだったかな、はっはっはっは。『口紅を初めてさした夏』の初演時にTOKYOハンバーグメンバーの正村が演じた酒屋のケンちゃん役を小泉里於がフットワーク良く演じている。もっと面白くなると信じたい。今度、俺に牛乳よこせ。



DSC (138)
正村徹

TOKYOハンバーグメンバーであり、一児のパパでもあり、心優しい男。激しく不器用で芝居は下手なタイプ。でも、彼の本番に乗せる表現は、いつも心を奪われる。『蟻の巣』の時も『月光の在り処』の時も『口紅を初めてさした夏』の初演時の時も『のぞまれずさずかれずあるもの』の時も『百光年の詩』の時も、そして前回上演した『愛、あるいは哀、それは相。』の時も。スタートが遅いから、足を引っ張るが、うさぎと亀で例えると、亀。今日の稽古で、やっと変化が生まれて、俺は安心している。不器用といったが、ハンバーグのPVは、いつも正村が作成している。今回の二つのPVも正村が作成した。不器用なのに?正村はその分、いつも努力を重ねる。本当に努力家だ。そして直ぐに泣く。最高に素敵な野郎だ。俺と同い年という事もあって、芝居以外の話も色々とする。彼は東京生まれ東京育ち。俺は三重生まれ、三重育ち。それなのに、子どもの頃から、ずっと何かをして遊び、学んできたような感覚がある。彼は俺の親友でもある。そして良き相談者でもある。稽古場でも目配り気配り心配りを欠かさない。いや、欠けている時もあるけれど、そういう意識を持って演劇と対峙している。もっともっと素敵な俳優になると思う。そのために俺も、もっと頑張りたくなる。今回は『口紅を初めてさした夏』の7年後を描いた『夏の終わりを告げた手紙』で、初演時に演じた酒屋のケンちゃんの7年後を演じている。愛嬌たっぷりのケンちゃんを精一杯演じている。




201208チラシ表1 201208チラシ裏1



『口紅を初めてさした夏』(大西弘記専用)

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