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当たり前のこと。


TOKYOハンバーグの17回目の公演『へたくそな字たち』無事終演致しました。
ご来場下さいました沢山の皆様、本当にありがとうございました。

演劇を通じて、メンバー、客演、スタッフ、そして皆様に出逢えたこと、やっぱり自分を生んでくれた両親に感謝です。

今回、というより今年に入ってメンバーがガラっと変わり、若返り、前回公演でもそうでしたが、今回も自分が尊く思い続けている作品を再演するという企画でした。今年上演した以外の作品も自分にとっては我が子のように想っていますが、『愛、あるいは哀、それは相。』と『へたくそな字たち』はとくに想いが強く、それをふたたび上演して良かったと心から思っています。

俺は、演劇には過去を再生する力があると信じています。
そして未来を想像させる力もあると信じています。
そうすると自分が生きている今をはっきりと意識します。

俺は、演劇は観るものでもあるけれど、感じるものでもあると強く信じています。
そしてその演劇に触れたものだけが、何かを知り、そのことによって観終わってからのこれからに強く優しく生きてゆく糧になればいいなと~と願っています。

俺が描いた世界がそれかはわからないけれど、俺自身、演劇と出逢ってから人生が変わってしまいました。
金はないけど、未来はあります。希望が両手に抱えきれないほどあります、生きてゆくなかでの。


今回、メンバー達は本当に成長したと思っています。これが本当に嬉しい。今年に入り、人間として本質的な成長をみんなでしてゆこう、さすれば、きっと俺等が創る演劇も、素敵になると思う。そんなようなことを言いました。

まだまだ若い、メンバー達。力がなく、無知で、でも素直で頑張りやで愛おしいメンバーたち。俺は彼らとずっと演劇を続けたい。それが出来れば、今のまま貧乏でも幸せなんじゃないかと思うんです。

そして、今回、客演してくださった皆さん。色々とご迷惑をかけた時もあったかもしれないけれど、本当に『へたくそな字たち』を愛してくれて、その世界で必死に生きようとする姿勢が美しかった。何度も何度も、心の中で『ありがとう』を連呼する日々だった。

スタッフチームに関しては、本当に支えられた。素晴らしいチームでした。彼らがあっての舞台だし、演劇は総合芸術なんだということを強く再確認した。

当日受付で手伝いにきてくれた皆さんにも心から感謝です。
本当にありがとう。

そして今回、観に来て下さいました皆様、本当にありがとうございました。もっともっと頑張ります!ですので、今後とも何卒よろしくお願い致します。

本当にありがとうございました。





母ちゃんが田舎から一人で観に来てくれました。
ちょっと前に足を悪くして、歩くのが痛いという67歳の母ちゃん。

終演後、駅まで送ると言ったら、ここで良いと、劇場近くの牛丼屋の前でさよならしました。でもね、俺は本当に親を困らせたドラ息子で、それは今も変わりないんです。だから、せめて、母ちゃんの姿が見えなくなるまで、ずっと見送っていました。新宿御苑前の商店街に消えてゆく、小さな背中の母ちゃんを見ながら、俺はこの人から生まれてきたんだというのを想い、本当に当たり前のことなんだけど、ずっとずっと大切にしたいです。





へたくそなたち

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『先生の家に手紙を送ること』

そんな宿題を教師が生徒たちに出した。すると目が点になっていたり、眉を八の字にしていたり、やる気に満ちていたり、やる気の欠片もなかったり。この学校に通う生徒たちは年齢層が幅広く、恵まれない生い立ちの、読み書きできない人たち。

『何日かかっても良いから、自分の字を書くこと』

次に教師がそう言うと、ある生徒が呟いた。

『ちゃんと届くかな・・・』

学べなかったことで取り返せない過去あり、生徒たちは自分の書いた字を郵便局の人が読めるかどうか心配でたまらない。

『丁寧に書けば、郵便屋さんはちゃんと届けてくれるよ』

そんな教師の言葉を信じる生徒たちは、学びはじめたことで取り戻せる未来もあったりする。

昼は職場で汗をかき、夜は教室で字を書き、人生においては恥をかき。
夕暮れ時、彼らは今日も屈託のない笑顔で夜間中学に通う。


1989年の弥生、教室の窓から見える夜の運動場
TOKYOハンバーグがふたたび織り成す、哀愁人情夜間中学校物語。




TOKYOハンバーグ公式サイト<br /><br /><div class=

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